呼吸と自律神経について
こんにちは。
sayayoga サヤカです。
今日は少しお話をさせてください。
私がレッスンに入る際、呼吸と瞑想の時間を少し長めに取っています。
それは私が
ヨガ(アサナ)をするに於いて何よりも大切なのは「呼吸」
だと思っているからです。
幾ら綺麗にポーズ(アサナ)が出来ていても
正しいヨガの呼吸が出来ていなければ効果は半減します。
また、深い呼吸を行いながらアサナをすることにより
体の不調を整えていけると思っています。
その呼吸と瞑想の時間の際、
必ず「呼吸と自律神経」のお話をしています。
自律神経は内臓・血管などの働きを調整(コントロール)し、
体内の環境(生命維持機能)を整える神経です。
自分の意思とは無関係に独立して働いています。
つまり内臓や血管は自分の意思では自由にコントロールできません。
意識をせずとも呼吸や消化器官、
体温調節が行えるのは自律神経があるからです。
その大事な自律神経は交感神経と副交感神経に分類されます。
★交感神経
日中起きて動いたり緊張しているとき等、活発な動作に司る神経
アクセルのようなもの
★副交感神経
就寝時やリラックスしているときの源となる神経
ブレーキのようなもの
このふたつの神経はどちらが優位になりすぎてもいけません。
どちらかと言えば副交感神経が優位にあった方が良いように思えますが、
副交感神経が優位になると注意力が散漫になり、ミスが増えると言った状態になります。
私が水泳選手時代、レース前には必ず集中(瞑想)をしていました。
頭にタオルをかけて目を瞑り、レースのイメトレをします。
心は多少緊張している状態だけど体は冷静に。
これがベストコンディションでした。
体まで緊張したままだと腕も足も理想通りに動きません。
かと言って心が緊張していないと分かりやすく言えば気合いが入りません。
逆に興奮しすぎていると何も考えられずイメージ通りに泳げません。
”バランスよく”いることがベストパフォーマンスを生む。
これを身をもって経験しています。
そしてそれは水の中だけではなく、マットの上でも日常生活でも同じです。
交感神経が優位になっていればイライラし喉が乾き、極端に言えば便秘を起こす。
副交感神経が優位になっていれば委縮しやる気は起こらず胃液が増え下痢を起こす。
この大切な自律神経を整えるのが呼吸なんです。
吸う息は交感神経を優位にし、
吐く息は副交感神経を優位にします。
吸う息と吐く息の質・量・長さを揃え、
意識する=呼吸を整えることで自律神経に働きかけることが出来ます。
深い呼吸をすることで自律神経を整え、
普段よりも多くの酸素を取り込むことにより血流が改善されます。
その状態で普段伸ばしていない体を伸ばしたり、
使わない部位を使ったりするアサナを行うとより一層酸素や栄養が行き届きます。
これが私が瞑想中に「呼吸と自律神経」をアナウンスする理由です。
これからもヨガをお伝えしていく限り、ずっとお話していくと思います。
もういいよ~!お腹いっぱい!と思うかもしれませんが許してください♡
これまで水泳の試合、ピアノのコンクール、100人参加する会議の司会進行など
緊張するシーンは様々ありました。
その緊張を解してベストな状態にしてくれるのはいつだって深呼吸。
シンプルに言うとそれなんですよね♡
今日は呼吸と自律神経のお話でした。
次回、自律神経と背骨のお話です。
すみません、続きます。笑
なんでこんな話をし出したかを書かせてください♡
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